PR

THE MIX UP vol.4「TRANS」20250124ソワレ

舞台

【ネタバレ配慮しません】【だって鴻上作品は世界共通言語だし】【だってシェイクスピアくらい、作家名だけで観に行くもん】【今日はちょっと辛口なとこもある】【なぜなら、鴻上作品も出演役者も大好きだから】【そしてチケ代は前回の約「倍」だから】

 作品を上演するには、とても大変なことが山ほどある。私は何度もそういう負荷を背負って、成し遂げて、そして一番気楽な観客という立場を選んでいる。だからこそ、、、

これが観たかった。鴻上作品をよくぞここまで「令和の第三舞台に…!」全芝居好きは今すぐチケットを買うべし

 前回の朝日から約二年、、、正直、とっても残念な印象を持っていた。当時の感想・・・・・・まず第一に劇場が狭すぎる。劇場が!狭すぎる!!本田礼生と石田隼っていう、2.5次元界の異次元役者と、実力派のおっさんたち集めて、、、キンケロ130キャパは狭すぎる!そして、微妙に現代に寄せてる演出?キャラの誇張??内輪ネタ???、、、とにかく、中途半端な印象でして、、、本田さんをもっとキラキラに、限界まで追いこんで、そしてクタクタにさせてほしかったなぁ、、、と。

 わたし、鴻上作品は何本も、どこで上演されてるのも、分け隔てなく、その時のキャストで「観たい」に忠実に観てるので、まぁ正直「5900円だしな、そうだよな、うん」くらいに思ってた。正直だからしょうがない。だから今回、約二年後に今度は「TRANS」です、言われても、、、まよった、正直どうしようって思ったよ、だって、前回の朝日のトラウマが。。。でも。

逸見さん、年下だし。うん、きっと発展途上なのかも、そして

 本田さんを推してるお知り合いに「シズカさん絶対好きだと思う!」って太鼓判押されたので、、、初日、中央通路、まじで良い席で拝見しました。好き。マジで本田さんと美海さんの「目」と「細かい表情」が、今までの最高を軽く超えてきた。そしてこんな参三、、、いいんですか?いいんですね??・・・・・・ちょっと悪夢みそう笑

難しい会場選びと、チケット代、そして埋めることの重要性

 キャパ200、恵比寿駅徒歩5分(はかからない)最高の立地と、最高の劇場。このクラスでは断トツに好き。段差、舞台の広さ、少人数芝居に適した距離感と、生声芝居を届けることが出来る「大きめな小劇場」二階には物販出来るスペースもあり、収益重要ポイントもクリア。なぜ埋められないのか!・・・こんなに条件のそろった芝居が、いま、他にありますか!ないです。ないのよ、でも、、、チケ代が体感「倍」。定価8800円に手数料で9240円…人気者3人芝居に、好立地、、、あとは昨今のエンタメ値上げの常かなぁ、、、5000円台からのほぼ1万円ですわ、その辺が空席の理由かと。だって、ね。その辺に責任の軸おかないと、理由が思いつかない。たとえば2.5次元界隈のお祭りとか他劇場でもいろいろあるし、ドン被ってる舞台も多いし、、、でもその中で鴻上作品をやるっていう、一発勝負的興行。そういうエンタメ精神好きだけどね、あたしは大好きだけどね、ホント厳しいよ。でも!だからこそ!観てほしいなぁ、、、今の若者に。どんな良い舞台つくっても、観てもらわないと意味がない。自己満で終わらせちゃダメなの。舞台ってのは、生で体感して、圧倒的熱量と、圧倒的物語と、圧倒的人物を肌で感じなきゃダメなの。もったいないよ、本当に本当に、これを観なかったら、、、令和イチ損します。断言。埋められるはず、埋められる芝居になってる。朝日の時に感じた「違和感と中途半端」が消えてる。ちゃんと令和アレンジ成功してる。(後述予定)これいちばん大事。令和アレンジが大成功なの。あとは、満員の客席を楽までなるべく多く、、、観てもらわないと芝居は完成しないから。

 知ってもらうことと、この芝居の良さを伝える「令和の方法」が

 たとえばSNSならば、口コミに頼りすぎ。アフタートークなら、イベント性に頼りすぎ。・・・・・・イベント回だけ満席なら、全公演イベントすればいいし、でもそうしたくないなら、もっと「知ってもらうべき」だから。

 何がいいのか書きますよ、一人でも多く劇場でこの鴻上作品最高傑作を体感することを心の底から願って。

本田礼生

 踊るのがめちゃくちゃ上手い、とにかく器用な役者。なのに今回おどりません。ずっと虚ろな目で、目が合いそうで合わない、ずっと自分の中の「雅人、と、もう一人の人格」と向き合ってる。

 ・・・・・・なんか上手く書けないけど、やっと、彼の彼本来の、ぶっ壊れた姿を観れたなぁ。。。ずっとニマニマして、めちゃくちゃ笑顔で、このTRANSを堪能した。雅人が主役みたいな扱いになってるけど、本田氏からは「三人でこの作品だぞ!」っていうカッコたる意思を、存分に浴びました。あのね、自らが真ん中だぞオレ!みたいな芝居しないのが、彼の最大の魅力よ。TRANSは3人芝居だからこそ完成されるっていうのを、芝居で、目の表情で魅せてくれる、、、控えめにいって鬼才。そして、真ん中に立つ責任感の片鱗を見せる「くじ引き」、毎回公演後に一人だけハズレを引いたら、トークに参加できないっていうルールで、見事ハズレの黄色いボールを引いてしまうあたり、、、持ってんなぁ、、、そして雨も降ってました終演後、、、さすが、、、笑

 でも一番最強でカッコいいのは、はけた後も、袖にいてたまに地声で突っ込んじゃう。三人のうち二人でトークのはずが、、、まぁそんなことどーでもいいよね、うん、だって、ボケよりな美海さんと隼くんなんですもの。しかもあんな芝居のあとなんですもの、ちょっと何言ってんの?ってトークになっちゃうもんね、そりゃ礼生くんならそうするよな、、、って部分が最高に本田さんです(?)笑

 最後に二人がはけた時に、手を伸ばしてハイタッチする本田さんの手が中央通路からも見えました。なんかいいなぁ、、、青春ですか?あんな舞台なのに??なんか本気でスタオベしました心の中で全力で。

 ・・・・・・あんまり関わりあいになりたくないです、オタクはすぐ感情移入しちゃうから、、、えっと、次いくね。

舞羽美海

 好き。好き、好きです、マジで芝居すごい好き。よかったぁ宝塚時代に出会ってなくて。マジでハマる直感しかない。好き。

 三人のうち、一人はぶられる(礼生くん発言まま)ミニアフトみたいなやつ(SHR・・・ショートホームルーム・・・学校のようにキーンコーンカーンコーンって音が鳴る、、、こだわりかなぁ、、、好き)で、普通に喋ってるのを聞いたら、マジで礼子まんまなんですわ、芝居が自然ってこと。そして役に近いのか、寄せてるのか、はたまた終演後すぐだったからか、、、陽気な礼子そのままなんですわ、、、好き。この明るさ朗らかさ、ユニークさが作品を助けて生かして、際立たせてる。必要なのは「華」、芯の強さも芝居の実力も、そんなの全然どうでもいい。いや、いいことはないのかもだけど。もちろんそれも備わってる前提で、、、圧倒的「華」がこの逸見版「TRANS」の要。観たことあるんよな、こういう明るい照度ない礼子のいたやつも、、、だから、この作品自体がちょっと苦手意識あって、でも、あぁ観てよかった美海さんの礼子のおかげで、作品の良さにも再確認。マジで、、、す

き。

石田隼

 面白い役者。動きが変、普通にしてたらイケメンなのに、普通じゃないから目が離せない。そしてただただ、その豹変ぶりに圧倒される。何かに取りつかれてるような、、、借り物なんだな役者の身体って、っていう謎の確信をさせられる。

 ただ、好き愛してる一緒になりたい、、、はもっとイケるっしょ?まだまだ初日だし??出し惜しみしてる???もしくは天才にも苦手なとこが????……すみません、後半に一枚追加したので本気の求愛をみせてください、と心から。

 時事ネタ、令和ネタ、本田さんとの共演作品ネタ、そして本田さんの最近の出演作ネタ、、、本当に頼りにされてるのが分かる。ここまで、回替わり要素をぶっこんきて、それが全部はずれない。この石田さんっていう、空気をつかむ天才がおるから、安心していられる。安心して笑い声をたてられる、、、TRANSなのに。すんごいことなんよ、これって。本筋はほぼ原作通りなのに「今」をすんなり入れられるって、、、マジで。。。

 美海さんに「いっつも(本田&石田)二人でイチャイチャしてる」と暴露されて「いや、イチャイチャはしていません、それは断じて」と真顔になるところが、かわいいです。いや、絶対にイチャイチャしてただろ、って会場中が美海さんの肩を持った瞬間です。みなくてもわかるよ、仲良しすぎだお前ら笑

開演5分前には絶対に席についていること

 はいこれ、おねえさんとの約束ね?そして、中央通路あたりを気にしといて??いい???

 上手だけ舞台に届く通路がある。

 開場中音楽が、すでに音量マックスで流れている。

 前方席のお客様は全力で後ろを振り向いていて良い。てかもったいないので、一秒も見逃すな。マジで表情にちゃんと意味があって、それがダイレクトに伝わってくる。通路横席、通路後ろ席はなるべく荷物や足がはみ出ないように、、、頑張れ?これおねーさんとの約束な!!!

本当に病んでいるのはだれか

  これ毎回なんとか答えを知ろうとするのは、、、あたしです。答えに辿り着くときもあれば、迷うときもある。そして分からないままのほうが多い。うん。今回は、、、もう一回観てから答えをだすことにした。目が足りない。こんなに3人芝居で、困ることない。むしろいつもは圧倒的な自分の主人公がいたような気がする。でも今回のTRANSは、、、。

演出

 あぁ楽しみすぎる。リピートを考えただけでこんな気持ちになるなんて、本気ですごい3人と、演出。逸見さんは、役者としては何回か観てるけど、、、うん、なんか演出が咲いたような感じがする。勢いというか吹っ切り方とか、令和に合わせた変化とか変更に「迷いがない」うん、そう、気持ちがいい。これ配信も円盤もできないよね当然ながら。そう、できない、の。あぉあぁぉ、、、会場に行かないとダメなのよ、、、悔しいけど。でも、だから良いんだろうな。もうここでしか観られないっていう、感じられないっていう、浴びられないっていう小劇場の醍醐味。それを会場全部つかって、全編通して、最大限に溢れさせてる。こだわりの冒頭&ラストは、、、マジで必見すぎる。まぁ本田さんしか観てなかったので、次回は石田さんと美海さんも観ます、たぶん。きっと。がんばる。後悔しないように焼き付けるんだ、目と心と、魂に。

転売対策なのか、運営の方針なのか

 チケットはライブポケットで、1人1枚しか買えません。そして分配も出来ません。本当に好きな人しか買えません。役者なり、原作なり、原作者なり、各プランナーなり、、、ハードル高すぎっすわ。本当に好きかどうか分からないお客様にも、本当に好きなってもらうためには、もう少し気軽にふらっと行けるような感じにしたらどうかなぁ、、、と。作品にはもちろん、口コミだけで満員にするようなクオリティあるけどさ、それを自分に合うかどうかも含めて8800円をサラッと出せる層が、キャパ200にふらっと立ち寄らないんですわ、、、残念だけど。

THE MIX UP vol.4「TRANS」
1/24(金) シアターアルファ東京 本田礼生 石田隼 舞羽美海 チケットの購入はLivePocketで

 まぁそれでもあたしは声を大にしていう。観ないと本当にもったいない。2025年一番もったいない。まだまだ始まったばかりだから、この先上回る作品が登場するだろうけど、現時点で断トツ1位だから。

THE MIX UP vol.4「TRANS」 | STAGE COMPANY オフィシャルサイト – 舞台総合制作 –
THE MIX UP vol.4 逸見輝羊 × 鴻上作品 × 本田礼生「TRANS」THE MIX UP vol.4 上演決定!2017年・2019年・2023年に続く第4弾は、第1弾で好評を博した「TRANS」を再演!...

コメント

タイトルとURLをコピーしました